さいまるブログ

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日本はオワコン。だからこそ。

こんにちはサイマルです!

本日は10分間で読める記事となっています!

(少し長いです)

 

この国は、もう一度立ち上がれる。

 

本日は安宅和人がかかれた”シン・二ホン”という本について解説していきたいと思います!著者は、東京大学大学院修士マッキンゼー入社・ヤフーCEO・政府と協力し教育内容を検討するなどハイスペックな経歴を持っています

 

本書の結論は

日本という国はクソほどオワコン

でも、だからこそ、ここから勝てる。

です。詳しく解説していきます。

 

・世界はどう変わっていくのか?

これからの時代は、データ×AIの時代が来ます。

つまり、ビッグデータとAIを使いこなせていない企業は、ガンガン淘汰されていきます時価総額ランキングではMicrosoftAmazonといった企業が上位を占めています。

これからは、空間や資源の制限を受けない資源をテコに企業がとてつもない急成長を遂げていきます

 

・現状の日本は?

そもそもデータが足りていない。データを扱う人材もいない。

インフラも整っていない。という三重苦です!

この状況を、著者は”黒船来航”の時と同じだと述べています。

すなわち、世界の流れに完全に乗り遅れてしまっているのです

 

 

・地獄から這い上がるため日本は?

産業革命が起こった時も、日本は完全に出遅れていました。

前提として、産業革命は以下の三つのフェーズに分かれていました。

  1. 電気というエネルギーが発見される
  2. 実用化され、家電として使われるようになる
  3. 家電同士が繋がり合って高度なシステムが作られていく

こんな流れで産業革命は進んでいきました。

日本はどのように動いていたでしょうか?

  1. 鎖国中で産業革命のさの字もなかった。
  2. 開国。銀行や郵便などの制度を取り入れ、急速に他国を突き上げだす
  3. 新幹線、ファミコンウォークマンなどのハイスペックなもの作り出し、他国をさらに突き放す。

このことから、日本は第一のフェーズはまるでダメだが、第二、第三のフェーズはめっちゃ得意だということがわかります。

 

では、データ×AIの現状のフェーズは今どこにあるでしょうか?

著者曰く、第一フェーズの終わり頃にあたるといいます。

つまり、得意な第二、第三フェーズで日本は巻き返せるというのです。

 

ポイントは、出口産業妄想力です。

出口産業とは、データ×AIを実用化する産業のことです。

データ×AIは、自動車や家電、小売りなどとつながってこそ価値を生むものです。

日本はそういった世界に展開する強い産業を持っているといいます。

 

プラットフォームをつくってGAFAなどと戦うことはできません。

そこで日本は既存の世界と戦える産業を、データ×AIにつなげるべきなのです

 

そして日本が持っている妄想力が武器となる。

これからの将来は、あまりにも成長速度が速いため、未来を予想することはできません。建設的なディベートなどは全く意味をなさないのです。

そこで重要となってくるのが妄想力です。

さいころからドラえもん鉄腕アトムなどの英才教育を受けてきたのです。

 

では、一般的な普通のサラリーマンはどうすればよいでしょうか?

大きな船に乗り続ける。

YouTubeGoogleなどのプラットフォームを使いまくる。

最近ではZoomなどのプラットフォームを使いまくり、これをどう活用すべきか考える。新しい技術に触れ続ける。そうすることでデータに慣れた若者が現れた時に、邪魔な老害にならないようにしましょう!

 

 

本日はここまでです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

一言:若者に投資し続けられる人間に